NECおよびNECアクセステクニカのWi-Fi(無線LAN)製品情報サイト「AtermStation」に、次世代のWi-Fi規格「IEEE802.11ac」(Draft版)に対応した製品のリリースを想像させるティザーページが出現している。

IEEE802.11ac規格は、2009年に正式な規格として認定されたIEEE802.11n以来、約4年ぶりとなる無線LAN(Wi-Fi)の新しい規格。IEEE802.11nのDraft版は2007年にリリースされているので、そこから数えれば約6年ぶり。「ギガビットWi-Fi」とも呼ばれ、規格上の最大転送速度は6.93Gbpsとされている。

IEEE802.11ac(Draft版)の対応製品は、すでにバッファローが投入を発表しており、NECおよびNECアクセステクニカの無線LAN製品「Aterm」シリーズでも登場するのはほぼ間違いない。一般コンシューマが手軽に使える無線LAN環境として、Gigabit Ethernetの有線LANの実効速度を、IEEE802.11ac製品が越えられるかどうか興味深いところだ。