DCモーターを採用する30cmのリビング扇「FLM-DC300」

フィフティは3月5日、2013年夏の季節家電製品として、扇風機7製品を発表した。ラインナップは、30cmDCモーターリビング扇「FLM-DC300」、30cmメカ式リビング扇「FLM-310T」、30cmリモコン式リビング扇「FLM-320R」、30cmメカ式壁掛け扇「FLM-330K」、30cmリモコン式壁掛け扇「FLM-340KR」、18cm卓上扇風機「FLM-T180」、18cmクリップ扇風機「FLM-C180」。発売は4月中旬より順次で、ゴールデンウィーク(GW)前には全モデルが市場に並ぶ予定だ

。全モデルとも価格はオープンで、推定市場価格は、FLM-DC300が5,890円前後、FLM-310Tが2,480円前後、FLM-320Rが3,480円前後、FLM-330Kが2,980円前後、FLM-340KRが3,980円前後、FLM-T180とFLM-C180は1,480円前後となっている。

FLM-DC300は、ACモーターに比べて低消費電力で静かなDCモーターを採用するモデルだ。風量は4段階で調整可能で、「最弱」運転時の回転数は400回転/分と、従来の扇風機の約1/2となっている。「最弱」運転時の動作音は35dBだ。また、回転数が低いだけでなく、ソフトな風を送る5枚羽根も採用されている。

オンとオフの両方に使用できるタイマーと、コンパクトなフルリモコンも装備。電源はACアダプターで、「最弱」運転時の消費電力は3.5W、「最強」運転時の消費電力は20Wとなっている。電源コードの長さは1.8mだ。本体サイズはW360×D350×H680~870mmで、重量は2.9kg。

FLM-DC300以外のモデルは、従来タイプのACモーターを採用している。また、18cmのFLM-T180とFLM-C180以外では、すべて5枚羽根を採用している。

コンパクト扇風機。左が卓上タイプの「FLM-T180」で、右がクリップタイプの「FLM-C180」

卓上扇風機「FLM-T180」とクリップ扇風機「FLM-C180」は、18cmの3枚羽根を採用するコンパクトな扇風機だ。カラーは、ブルーとピンクの2色が用意されている。子ども部屋で使用されることも想定されるため、羽根の前にメッシュガードを配置。安全性にも配慮している。機能的には、風量の強/弱の2段階切り替えと、首振りのオン/オフのみとシンプルだ。ただし、FLM-T180では24度、FLM-C180では120度の範囲で上下角の調整が可能で、サーキュレーター的な使い方にも対応する。

本体サイズは、FLM-T180がW200×D220×H330mmで、FLM-C180がW225×D265×H400mm。重量はいずれも1.2kgとなっている。電源コードは、FLM-T180が1.8mで、FLM-C180が1.4mだ。