ニコンは3月5日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S3500」を発表した。発売は3月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は17,000円前後となっている。
薄型ボディに高機能を搭載する「COOLPIX S」シリーズの新モデル。本製品は、エントリークラスながら有効2,005万画素CCDや光学7倍ズーム対応レンズを搭載する。従来モデル「COOLPIX S3300」の有効1,600万画素、光学6倍ズームよりスペックアップ。さまざまなシーンを高画質で記録することができる。手ブレ対策機能はレンズシフト式の手ブレ補正機能を搭載する。
S3300でも搭載していた「メイクアップ」機能は、従来からある「美肌効果」「小顔効果」「ビッグアイ」に、「肌トーンアップ」「クマ軽減」「ホワイトアイ」「歯のホワイトニング」「チーク」が新たに加わり、全8種類となった。より多彩な効果を楽しめる。
また、「撮影」「加工」「保存」の3ステップ操作をするだけで、撮影画像の編集を行える「クイックエフェクト」機能も搭載。
その他の主な仕様は、撮像素子が有効2,005万画素の1/2.3型CCD、レンズの焦点距離が26~182mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF3.4~F6.4、対応感度がISO80~ISO1600(オート撮影時はISO3200の設定が可能)。
背面のモニターは2.7型・約23万ドットの液晶方式、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約25MB)、記録形式は静止画がJPEG、動画がAVI(MotionJPEG準拠)、動画の記録画素数は1,280×720ドットとなっている。
バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約220枚。サイズは約W96.8×D20.5×H57.8mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で約129gだ。