富士フイルムは1月8日、コンパクトデジタルカメラ「FinePix T500」を発表した。発売は1月26日で、価格はオープン。推定市場価格は17,000円前後となっている。

「FinePix T500」

最薄部18.6mmというスリムボディながら、広角24mm(35mmフィルム換算時)からの光学12倍ズームが可能なレンズを搭載するモデル。画質劣化を抑えてデジタルズームを行える超解像技術併用時は24倍相当まで高画質でズームが可能だ。

撮影機能としては、撮影条件によって6種類の撮影シーンを自動で認識し、最適な設定を行う「シーンぴったりナビ」を搭載。そのほか、アーティスティックな写真を手軽に撮影できるアドバンストフィルターや、2回のシャッターで3D画像を合成する「3D2回撮り」機能なども備える。

主な仕様は、撮像素子が有効1,600万画素の1/2.3型CCDで、レンズが焦点距離24~288mm(35mmフィルム換算時)の光学12倍ズーム、開放F値がF3.4~F6.9、対応感度がISO100~ISO3200(ISO3200時は画像サイズSに限定)となっている。背面のモニターは約23万ドット・2.7型の液晶方式。

利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードで、記録形式は静止画がJPEG、動画がMOV(H.264)、動画の記録画素数は最大1,280×720ドット。

バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影枚数は約230枚。

本体サイズはW99.4×D25.8×H57mm、重量は本体のみで約120g、バッテリーとSDカードを装着した状態で約136gとなっている。

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