2012年8月4日から、東京・上野の森美術館にて開催中の「エジプト考古学博物館所蔵 ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~」の総入場者数が、2013年1月2日で100万人を突破したことが明らかになった。

2012年11月、東京・大阪会場の総来場者数160万人突破を記念して行われたセレモニーに出席した篠田麻里子

2012年3月17日から7月16日まで開催された大阪会場では、93万3,130人を動員。大阪会場と合わせると約193万人を超える総来場者数となり、日本の美術館史上最多来場者数となる約295万人を記録した1965年開催の「ツタンカーメン展」(東京・京都・福岡)に次ぐ、第2位の入場者数記録を更新し続けている。

2012年11月、東京・大阪会場の総来場者160万人突破を記念して、東京・上野の森美術館にてセレモニーが行われた。同展のオフィシャルサポーターを務めるAKB48・篠田麻里子はセレモニーに出席し、160万人目の来場者となった須藤由美子さん(54)、実佳さん(26)親子に東京―エジプト往復のペア航空チケットの目録を贈呈した。篠田は「母と一緒に見ましたが感動しました。今度は本場エジプトで見てみたいですね」と笑顔を見せた。

2004年、スイスを皮切りにニューヨーク、ロンドンなど世界各都市を巡り、1,000万人以上という驚異的な入場者数を記録したツタンカーメン展。東京・上野の森美術館で2013年1月20日まで開催中の同展では、エジプト史上最も有名な少年王・ツタンカーメンの王墓から発掘された副葬品約50点を含む、エジプト考古学博物館所蔵の古代エジプトの秘宝122点を特別公開。黄金のカノポス(ツタンカーメンの内臓が保管されていた器)、ツタンカーメンのミイラが身につけていた黄金の襟飾りや短剣など日本未公開の品々も展示されている。

2012年11月に行われた、東京・大阪会場総来場者数160万人達成セレモニー