Mozillaは、新たなJavaScriptエンジン「IonMonkey」を搭載したFirefox 18ベータ版を公開した。Windows、Mac、Linuxに対応する。
18ベータでは、新しいJavaScriptのJITコンパイラが導入されており、JavaScriptを多用するWebアプリケーションやゲームなど高速化されたFirefoxを体験できる。IonMonkeyは、年単位のプロジェクトとしてMozillaが取り組んできたもので、同社のブログでは、Firefox 15、Firefox 17と比較したベンチマークも掲載してある。
また、Macユーザーに向けてはRetinaディスプレイへの対応が図られており、最適化された鮮明なWebブラウジングが楽しめる。そのほか、HTTPS接続のWebサイトにおける安全性の向上、W3C Touchイベントのサポートなど。