米Appleは11月5日(現地時間)、同2日より世界での販売がスタートしたiPad mini、第4世代iPadの週末3日間での販売台数が300万を突破したと発表した。これは3月に第3世代iPadが発売された際にWi-Fiモデルが1週間で出した記録の150万台を大きく上回る結果だという。

発売当日、アップルストア銀座の様子

現在iPadは7.9インチのiPad miniと、Retinaディスプレイを搭載したiPad with Retina Displayの2種類の系統に分かれているが、両系統ともにWi-Fiオンリーモデルが日本を含む34ヶ国で販売されている。これら2系統の製品の世界販売での合計が11月2~5日の3日間で300万台を突破したことになる。なお、今後数週間内には両系統の製品ともに3G+LTE接続機能を搭載したWi-Fi + Cellularモデルが米国で出荷開始されるほか、今年末には中国をはじめとする残りの国でWi-FiオンリーモデルやWi-Fi + Cellularモデルの出荷が開始されることになり、購入を手控えていた層も動くことになるとみられる。年末商戦スタートまであとわずかであり、今後第4四半期中にAppleがiPadでどれだけ販売台数を伸ばせるのかに注目が集まることになる。

同じくアップルストア銀座にて