パナソニックは8月29日、ラジオレコーダー「RF-DR100」を発表した。発売は9月14日で、価格はオープン。推定市場価格は19,000円前後となっている。

ラジオレコーダー「RF-DR100」

本体上部に、18cmと大型のAM放送用高感度ジャイロアンテナを搭載するラジオ。大型で受信感度が高い上、回転させられるので、AMラジオ放送を安定して受信できる。

また、早口を聴き取るのに便利な「ゆったりトークモード」も搭載。ニュースなどの早口の放送でも、適度な速さに変換して聴くことが可能だ。

そのほか、語学学習などに最適な「シャドーイング再生」機能も搭載。これは通常のリピート再生とは異なり、設定した2点間の音声を、「音声あり→無音ないし小音量→音声あり」というように、音声ありの再生と無音ないし小音量での再生を交互に繰り返すもの。

録音用のメモリとしては4GBを内蔵し、最大で約272時間の録音が可能(MP3・32kbps時)。内蔵メモリ以外に、SD/SDHCカードへの録音にも対応する。録音形式はMP3のみとなっており、ビットレートは192kbps、128kbps、32kbpsから選択可能。

スピーカーは7.7cmの丸形スピーカー×2基で、実用最大出力は0.9W×2。チューナーはAM522kHz~1,629kHzおよびFM76.0MHz~90.0MHzに対応。

電源はAC電源(100V、50/60Hz)のほか、単2形電池×6本が使用可能。アルカリ乾電池使用時では、AMラジオを最大約41時間30分、FMラジオを最大約40時間聴取できる。

サイズは約W280×D149×H179mm(最大外形寸法)、重量は電池を含む状態で約1,960g、電池なしの状態で約1,570gとなっている。