関西国際空港内にて、10月26日にLCC専用ターミナルが誕生する

新関西国際空港はこのほど、関西国際空港内にて昨年10月より整備を進めていたLCC専用ターミナルビルについて発表した。

LCC専用ターミナルビルの延床面積は約3万平方メートル。鉄骨作りの平屋(一部2階建て)で、搭乗橋はない。搭乗ゲートから航空機までは徒歩で移動することになる。セキュリティや運用の安全確保は確実に実施、LCCの高稼働を支える高い機能性、低コストオペレーションを可能とする経済性の追求といったLCCビジネスモデルを最適化した本格的な専用ターミナルビルになっているという。

同ターミナルビル内の商業施設は、レストランや土産もの店、コンビニエンスストアなどの出店を予定し、早朝深夜便にも対応。「ターミナルに滞在する時間を楽しんでいただける」(同社)時間消費型店舗を展開するとしている。

旅客サービス施設使用料は、国際線が1,500円(出発時)、国内線出発時400円、到着時350円となっており、航空券購入時に空港運賃とあわせて支払う。同ターミナルビルの供用開始日は10月26日の予定。