マイクロン ジャパンは26日、高性能SSD「Crucial m4 SSD」シリーズのmSATA対応版モデル、「Crucial m4 mSATA SSD」を発表した。秋葉原などでは既に一部販売が行われていたが、今回が同社正式の製品発表となる。7月下旬より出荷を開始する。価格はオープン。

「Crucial m4 mSATA SSD」

従来のm4の性能と信頼性を維持したまま、1/8のサイズに小型化したとしており、Ultrabookや小型マザーボードへの搭載に適したモデルとしている。既存のHDDの性能を向上させるキャッシュとしても使用可能。Intel スマート・レスポンス・テクノロジーおよびNVELO製キャッシングソフトウェア「Dataplex」に対応している。

ラインナップは、容量別に32GB/64GB/128GB/256GBの各モデルを用意する。インタフェースはSATA6Gbps(mSATA)。転送速度は、256GBモデルでシーケンシャルリード最大500MB/秒、シーケンシャルライト最大260MB/秒。本体サイズ/重量は29.83×50.80×3.8mm/10g。店頭予想価格は32GBが5,100円、64GBが7,200円、128GBが11,800円、256GBが23,800円。

■各モデルの転送速度
モデル 32GB 64GB 128GB 256GB
連続読み取り速度(MB/秒) 440 500 500 500
連続書き込み速度(MB/秒) 50 95 260 260
ランダム読み取り速度 45K 45K 45K 45K
ランダム書き込み速度 15K 20K 35K 50K