バッファローは19日、スマートフォンやタブレットなどからWi-Fi(無線LAN)接続でアクセスできるポータブルHDD「HDW-P500U3」を発表した。8月上旬より発売し、価格は22,100円(税別)。合わせてUSB 3.0対応のポータブルHDD「HD-PCT2.0U3-GBJ」も発表した。7月下旬より発売し、価格は28,500円(税別)。

「HDW-P500U3」

「HD-PCT2.0U3-GBJ」

「HDW-P500U3」は、容量500GBのポータブルHDD。Wi-Fiのアクセスポイント機能を内蔵しており、スマートフォンなどをWi-Fiで直結してHDD内のデータにアクセスできる。この手の製品はスマートフォンのWi-Fi回線が1系統のため、Wi-FiでHDDにアクセスしているとインターネットに接続できなかったが、宅内のWi-Fiルータなどのインターネット接続を中継する「インターネットモード」の搭載により、HDDのデータにアクセスしながらインターネットにも接続できるようになっている。

電源は内蔵バッテリで、連続使用時間は4.5時間。ACアダプタからの充電のほか、USBバスパワーでの充電にも対応。Wi-Fiの最大接続台数は3台、転送速度は最大150Mbps(理論値)。セキュリティはWPA2-PSK(TKIP/AES) / WPA-PSK(TKIP/AES) / WEP(64/128bit)。無線LAN接続機能は、バッファロー独自のAOSSのほか、WPSにも対応。

PC接続用のインタフェースとして、USB 3.0×1も搭載。本体サイズはW84×D130×H23mm、重量は285g。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5~10.7、iOS 4.0以降、Android 2.3以降。

一方の「HD-PCT2.0U3-GBJ」は、光沢ボディのポータブルHDD、"つやスリムポケット"シリーズの新モデルで、容量が2TBになった。セキュリティソフト「Secure Lock Mobile」を使い、保存されたデータをAES-256bitで暗号化できる。バッファロー独自の高速化ソフト集「バッファローツールズ」も付属する。

インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW77×D114×H20mm、重量は約255g。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4~10.7。