『マッドマックス:フューリー・ロード』の撮影を心待ちにしているシャーリーズ・セロン (C)BANG Media International

シャーリーズ・セロンは、映画『マッドマックス』シリーズ最新作に出演することが「死ぬほど怖い」と話している。

ジョージ・ミラー監督が手がける最新作『マッドマックス:フューリー・ロード』で主役のトム・ハーディの相手役を務めるシャーリーズは、本作のクランクインを楽しみにしているものの、同時に戦々恐々としてもいるとCollider.comに語った。

「オリジナル版の『マッドマックス』があんなにビビッドな世界を作り上げたのだけど、そこに戻ってもう一度創り直し、あの楽しい砂の世界で再演するんだわ。ジョージは本当に、私がこれまでに脚本で読んだことのないような女性のキャラクターを創りだしたの。死ぬほど怖いわ!」と興奮気味に話し、続けて「でもとてもワクワクしてるの。私ほんとに死んじゃいそうよ! もう3年越しなのよ。早く演じたいわ!」と撮影を心待ちにしている現在の心境を明かした。

シャーリーズはさらに、1978年発表のリメイクである本作への出演は容易ではなく、本当に能力が試される作品であり、出演に至る経緯を明かした。「もともとは製作側が脚本を『マッドマックスだぞ!』って感じで持ってきたの。それで私は『マッドマックスでそんな女の役なんて演じないわよ』と思ったの。でも脚本を読んだ後は『ああ、マッドマックスさまごめんなさい』って感じで最初の気持ちを悔いたわ」

そしてシャーリーズは、本作がオリジナル版の『マッドマックス』を凌駕しうる作品であると誇らしげに話している。「オリジナル版の『マッドマックス』とは違うの。リニューアルされた『マッドマックス』なのよ。だって、あの信じられないほどすごいトム・ハーディよ。だから、すべてが刺激的なの、とってもとってもエキサイティングなのよ!」

『マッドマックス:フューリー・ロード』は7月中旬にナミビアでクランクイン予定だ。

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