今年2月には『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』が公開されている。写真はジョージ・ルーカス (C)BANG Media International

ジョージ・ルーカス監督が、ハリウッド業界での仕事を辞めて趣味のために自宅で小規模な映画を作るのを夢見ているとエンパイア誌に語っている。

ジョージは、今進めているビジネスをすべて捨て去り、映画の興行の心配をしなくても済むような映画を製作したいようだ。「会社事業も、業界の付き合いも、今背負っている全てのビジネスも捨て去って、のこぎりとハンマーでも持って趣味の映画を作るために自宅のガレージに引きこもるつもりさ。以前からずっともっと映画の本質をついた実験的な作品を創りたかったんだ。映画館での興行の心配をしなくていいような映画をね」 

今年1月にも同様のコメントを残していたジョージだが、2005年に『スター・ウォーズ』シリーズの最終作『スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐』を公開した当時も、実は今回と似た発言を残していた。

今後『インディ・ジョーンズ』シリーズ最新作などを含めた数々のハリウッド映画のプロデューサーを務める予定のため、ジョージの夢の実現はまだまだ先のことになりそうではある。ただ、1999年から2005年にかけて発表した新『スター・ウォーズ』3部作と、70年代から80年代にかけて製作したオリジナル3部作に手を加えて近年発表したリマスター版や特別篇などが批判を受けてきたことから、同シリーズの最新作を手がける可能性は低い。

また、ジョージは以前こうも語っていた。「どうしてこれ以上作る必要があるんだい? みんなから常に批判されて、ひどい人間だなんて言われているのにさ」

(BANG Media International)