メディア・インテグレーションは、最新のモデリング技術が採用されたMODARTT製のバーチャル・ピアノ音源「Pianoteq 4」を発売した。価格はスタンダード版が2万9,400円、Pro版が4万7,250円。

「Pianoteq 4」は、3年に及ぶ研究開発期間を要したという最新フィジカル・モデリング・ピアノ音源。エントリーユーザー向けの「Pianoteq 4 Stage」も6月発売予定

本製品は、マリア・ジョアン・ピリス、アリシア・デ・ラ・ローチャなど、著名なピアニストの調律師を務めたフィリップ・ギヨームが開発した、フィジカル・モデリング・ピアノ音源の最新バージョン。ハンマー、弦、響板など、ピアノを構成するあらゆるパーツの相互作用をシミュレートする新しいモデリング・エンジンが採用され、モデリングの完成度およびサウンドのリアリティーが大幅に向上した。さらに、さまざまな構造物内の音の響きを再現できるコンボリューションリバーブ、多彩なスクリーンの解像度に対応する表示領域の調整機能なども追加されている。