株式会社クロス・マーケティングでは、全国20歳~69歳の男女(同社アンケートモニター、調査期間4月10日・4月11日)に向けて、「消費動向」に関する調査を実施した。有効回答数は1,200サンプル。東日本大震災後の景気落ち込みから一転、消費動向は上向く傾向が調査結果から見えてきた。

ゆるやかではあるが右肩上がりに

このアンケート調査は、現在の消費者の「暮らしの状況」を、所得・消費・行動の観点で過去と比較。景気動向判断の基礎資料を得ることを目的として、2009年2月より3カ月ごとに実施している。今回で13回目となる調査結果のトピックスは、震災直後の前年4月と比較し、飲食関連ではすべての項目の「消費動向DI」が上昇している点だ。

日用品関連では、「電気料金の支払金額」が前回調査から32ポイント上昇し、11.7ポイントとなった。さらに車/旅行関連で、「タクシーの利用回数」「自家用車のガソリンの消費量」「海外旅行の回数」では、調査開始以降最も高いポイントとなった。

海外旅行の伸びが大きい

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