アメリカの大ヒットテレビドラマ『24-TWENTY FOUR-』映画版の製作が延期になったことをDeadline.comが報じている。
主人公ジャック・バウアー役を演じているキーファー・サザーランドは以前、本作の撮影が今年にも開始されると明かしていたが、キーファー出演の新作ドラマ『タッチ』の撮影と製作費の問題が重なり、2013年まで製作が延期になったという。
20世紀フォックスのスポークスパーソンは「映画は未だに脚本の段階で、次にキーファーに時間ができれば制作を続行したい。しかし現時点では、タイミングを逃し、この規模の映画なら7週間という制作の準備期間は短すぎる」と延期の経緯を明かしている。
3部作になると言われている本作は、今月より撮影開始、キーファーは『タッチ』の撮影休止間である4月にクランクインすると当初予定されていたが、重役たちはキーファーが同ドラマ第2シーズンの撮影に入るまでには短期間しかないことを懸念しており、予算を上回る製作費についても折り合いがついていないという。
フォックス側は製作費として3,000万ドル(約25億円)を予定していたが、製作者側は4,500万ドルから6,000万ドル(約37億円から50億円)を希望しているとみられている。同作はキーファーとイマジン・エンターテインメントのブライアン・グレイザーがプロデュースを手がけ、アントワーン・フークアが監督に名乗りをあげている。
(BANG Media International)
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