アップルは22日、日本から利用できるiTunes Storeを強化し、これまで日本では利用できなかったiTunes in the Cloudの提供開始などの機能追加を行った。新機能の利用にiTunesのアップデートは不要で、現行最新バージョンのiTunes 10.5.1でiTunes Storeにアクセスすればそのまま利用できる。
いずれも機能の詳細については改めて詳しくレポートすることとして、ここではそれぞれの機能の概略をご紹介する。
iTunes in the Cloud
iTunes in the Cloudが音楽についても利用できる。iTunes in the Cloudは、あるデバイスで購入した音楽・アプリが自動的に他のデバイスにもダウンロードされる仕組み。アクセスできるようになる仕組み。iTunesおよび「Store」アプリの設定で、有効/無効を設定できる。
3G回線からの楽曲購入
これまでWi-Fi接続時に限られていたiPhone/iPadからの楽曲購入が、3G回線経由でも行えるようになった。
iTunes Plus
高音質な256kbps AACフォーマットの楽曲が購入できるようになった。過去にiTunes Storeから購入した音楽にiTunes Plusで提供されているものがある場合は、iTunes Plusの音楽にアップグレードすることも可能。アップグレード価格は、1曲の場合は50円、ミュージックビデオは100円、アルバムは元の価格の30%となる。
着信音の購入
iPhoneのiTunes Storeから着信音を直接購入し、ダウンロードできるようになった。
Mastered for iTunes
アーティストがiTunesのために新たにマスタリングを行ったアルバムが提供される。
コンプリート・マイ・アルバム機能
アルバム内の1曲を購入後、改めてそのアルバム全体を購入するとき、アルバムの価格からすでに購入済みの曲の価格が差し引かれ、差額のみでアルバムを購入できる。