クラムワークスは20日、OSにUbuntuを搭載したUSBメモリの新製品「ROMULA 11.10 Second Edition」を発表した。本日より出荷を開始し、価格は9,450円。
「ROMULA 11.10 Second Edition」は、主にシンクライアントや不特定多数のユーザーに提供するキオスク端末での利用を想定。Ubuntu 11.10 日本語Remix 32bit版をプレインストールし、Ubuntuに対応したさまざまなアプリケーションが利用可能だ。
従来モデル同様に、ディップスイッチの切り替えによる書き込み禁止が行える「ライトプロテクト機能」を採用するほか、新たに「クローン機能」を搭載。ROMULA上であらかじめ設定しておいた設定情報をほかのROMULAに一括コピーする事が可能となり、これまで時間のかかっていた複数台への設定作業が短縮化できるという。また、いずれかのROMULAに問題が発生した際、ほかのROMULAから設定をコピーし直すことで復旧が可能となるため、リカバリーも容易に行える。
空き領域は約3.7GBあり、この領域に追加アプリケーションやVPNクライアント、デバイスドライバなどのインストールも可能となっている。
全体の容量は8GB。インタフェースはUSB 2.0/1.1。本体サイズは約W16.6×D9.4×H70.6mm。重量は約10g。