ソニーは25日、13.1型ディスプレイを搭載し、高機能とモビリティを両立させたノートPC「VAIO Z」の2012年春モデルを発表した。発売日は2月4日。価格はオープンで、店頭モデルの予想価格は20万円前後。

「VAIO Z」シリーズの新色シルバー

VAIO Zの新モデルは、2011年夏モデル以来。ラインナップは増やさず、1機種のままだ。「VPCZ239FJ/B」は夏モデルの外見等を踏襲しつつ、CPUを強化している。

店頭モデルVPCZ239FJ/Bの主な仕様は、ディスプレイが13.1型WXGA++(1,600×900ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i5-2450M(2.50GHz)、チップセットがMobile インテル HM67 Express、グラフィックスがAMD Radeon HD 6650M (内蔵Intel HD Graphics 3000とスイッチ切替可)、メモリが専用スロット 4GB(2GB×2)、ストレージがSATA 6Gb/s SSD 128GB RAID0、光学ドライブがDVDスーパーマルチ(外付け「Power Media Dock」利用)。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bitで、オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。

主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、WiMAX(IEEE 802.16e-2005準拠)、GigabitEternet、Bluetooth 2.1+EDR、USB 3.0×1(外付け「Power Media Dock」利用時のみ)、USB 2.0×1(外付け「Power Media Dock」利用は×3)、HDMI×1(外付け「Power Media Dock」利用時は×2)、D-Sub×1(外付け「Power Media Dock」利用時は×2)、オーディオ入出力、メモリカードスロット、131万画素Webカメラ、指紋センサ。本体サイズ/重量は約W330×D210×H16.65mm/約1.165kg。バッテリ駆動時間は内蔵用バッテリで約9時間、別売りの拡張用バッテリを追加すると約17.5時間。本体カラーはブラックのみ。

オーナーメードモデルでは多彩なCPUなどが選択可能。専用カラーは従来からのブルー、ゴールド、カーボンブラックに、新たなシルバーが加わった。