ソニーは25日、薄型・軽量でフラットな筐体が特徴の、長時間バッテリー駆動が可能なノートPC「VAIO S(SB)」の2012年春モデルを発表した。店頭モデルのラインナップにWindows 7 Proffesional 64bit版搭載モデルが追加され、企業や学校でのビジネス用途に向けてセキュリティーやバックアップを強化している。Core i5搭載モデルとCore i3搭載モデルが用意されており、Core i5モデルの発売日は2月18日、i3モデルは発売日未定。価格はオープンで、店頭モデルの予想価格は13万円前後から。
2011年秋モデルのスペックを基本的に踏襲し、CPUを載せ替えている。Core i3搭載モデル「VPCSB47FJ/B・W・P」ではCore i3-2350M(2.30GHz)を搭載。Core i5搭載モデル「VPCSB49FJ/B」と「VPCSB48GJ/B」ではCore i5-2450M(2.50GHz)を搭載している。
今回追加された、Windows 7 Proffesional 64bit版搭載モデルVPCSB48GJ/Bの主な仕様は、ディスプレイが13.3型WXGA(1,366×768ドット)LEDバックライト液晶、CPUインテル インテル Core i5-2450M(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがAMD Radeon HD 6470M 512MB(内蔵Intel HD Graphics 3000とスイッチ切替可)、メモリがDDR3 SO-DIMM 4GB、ストレージがSATA 5400rpm HDD 640GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。
主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、WiMAX(IEEE 802.16e-2005準拠)、GigabitEternet、Bluetooth 2.1+EDR、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI×1、D-Sub×1、オーディオ出力、メモリカードスロット、31万画素Webカメラ、指紋センサ。バッテリ駆動時間は付属の内蔵用バッテリで約8時間、別売りの拡張用バッテリを追加すると約17時間。本体カラーはブラックのみ(VPCSB47FJではホワイトとピンクも)。同モデルの店頭予想価格は15万円前後。
オーナーメードモデルのCTOでは、Core i7やブルーレイディスクドライブ、SSDの選択も可能。ボディカラーのバリエーションも豊富だ。