ソニーは25日、「VAIO S」シリーズの15.5インチ液晶搭載モデル「VAIO S(SE)」シリーズ2012年春モデルを発表した。フルHD液晶を搭載したスリムボディが特徴であるシリーズの最新モデルには、店頭モデルにCore i7とブルーレイディスクドライブを搭載したモデルが追加された。発売日は2月4日。価格はオープン。

店頭モデルの「VPCSE28FJ/S」は、従来モデル「VPCSE19FJ/B」の基本スペックを引き継ぎつつCPUをCore i5-2450M(2.50GHz)に変更したモデルで、店頭予想価格は13万円前後。上位モデルとなる「VPCSE29FJ/B」はCPUにCore i7-2640M(2.80GHz)を採用し、ブルーレイディスクドライブを搭載し、店頭予想価格は16万円前後。また、HDMI出力ポートが3D対応のものとなっている。

本体サイズは従来モデルと共通で、約W380×D255.9×H24.5mm。重量はVPCSE28FJ/Sが従来どおり約1.99kgであるのに対して、VPCSE29FJ/Bが約2.04kgとなっている。

VPCSE29FJ/B

店頭モデルの上位のVPCSE29FJ/Bの主な仕様は、ディスプレイが15.5型フルHD(1,920×1,080ドット)LEDバックライト液晶、CPUインテル Core i7-2640M(2.80GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがAMD Radeon HD 6470M 512MB(内蔵Intel HD Graphics 3000とスイッチ切替可)、メモリがDDR3 SO-DIMM 4GB、ストレージがSATA 5400rpm HDD 750GB、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチ機能搭載)。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bitで、オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。

主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、WiMAX(IEEE 802.16e-2005準拠)、GigabitEternet、Bluetooth 2.1+EDR、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI×1(3D対応)、D-Sub×1、オーディオ出力、メモリカードスロット、131万画素Webカメラ、指紋センサ。バッテリ駆動時間は付属の標準バッテリで約6.5時間、別売りの拡張バッテリを追加すると約13時間。本体カラーはブラックのみ(VPCSE28FJ/Sはシルバー)。

オーナーメードのCTOでは、Core i3からCore i7まで多彩なCPUやSSDなどが選択できる。