恵安は24日、ホームメディアプレーヤー「KMU-A100」を発売した。価格はオープンで、実勢価格は1万円前後となっている。

Android OSを採用する低価格なホームメディアプレーヤー「KMU-A100」

KMU-A100は、メモリカードやUSBデバイスのほか、ホームネットワーク(LAN)内の他機器に保存してあるマルチメディアコンテンツを再生できるホームメディアプレイヤー。再生可能なフォーマットは、動画ファイルがavi(DivX/Xvid)、mpg、vod、rm、rmvb、dat、mp4(DivX/Xvid)で、avi/mpg/vod/dat形式の場合は最大720×576ドット、rm/rmvb/mp4形式の場合は、最大1,034×576ドットまでの映像入力に対応する。なお、出力時は最大1080pまでアップスケーリングが可能。

音声ファイルはWAV、OGG、WMA、MP3に、静止画はJPEG、GIF、BMP、PNG、TIFFに対応している。

本製品の特徴は、OSにAndroid OS 2.2を採用している点。Android標準のアプリで「Youtobe」などの動画サイトを閲覧することが可能だ。また、ブラウザに「NetFront」を採用するメディアプレーヤーに比べて、ウェブサイトの表示などのレスポンスは良好だという。なお、搭載しているメモリ量の制約により、アプリの追加インストールには対応していないが、将来的にはアップデートで対応する可能性もある。その場合は、プリインストールされているアプリを削除して新しいアプリを追加するなどの方法で対応する可能性が高いとのことだ。

接続インタフェースはHDMI出力×1系統、コンポーネント映像出力×1系統、コンポジット映像出力×1系統、光デジタル音声出力×1系統、アナログ音声出力×1系統、USBポート×2基、LAN端子×1基を装備する。

サイズは約W130×D94×H34mmだ。