カシオ計算機のデジタルウオッチが、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2011年度ロングライフデザイン賞」を受賞した。対象ウオッチは「A168」「DBC-610」「LA670」の3モデル。開発当初のデザインを変えずに、20年以上にわたって世界中で販売され続けている。

A168

DBC-610

LA670

いずれもデジタルウオッチの原点とも言えるスタンダードモデル。

時刻表示やアラーム、カリキュレーター機能などの基本機能を素直に表現したシンプルなデザインは、時代を超えて評価されている。特に、ゴールドモデルはビンテージ的なアイテムとして、ファッションに敏感な日本や欧米の若い世代から高い人気を得ているという。

なお、カリキュレーター機能はDBC-610のみ搭載しており、日本国内では後継モデルの「DBC-611」を販売(DBC-610は販売終了、国内販売のゴールドモデルはDBC-610のみ)。