パイオニアは4日、ブルーレイディスク(BD)プレイヤーの新製品「BDP-LX55」「BDP-440」の2モデルを発表した。BDP-LX55は11月中旬発売で希望小売価格が94,000円、BDP-440は10月中旬で価格はオープン、推定市場価格は35,000円前後となる見込みだ。
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「BDP-LX55」 |
「BDP-440」 |
2モデルとも高画質、高音質にこだわった製品。多彩なフォーマットに対応しており、通常のBDビデオやDVDビデオはもちろん、デジタル放送を録画したBD-R/REやAVCHDやAVCREC、DivX Plus HD、MKV、WMVなどの映像を再生可能だ。音声はWMA、MP3、WAVのほか、高音質フォーマットのDVDオーディオやSACD、FLAC(BDP-LX55のみ)の再生にも対応。JPEG画像や3D再生も可能で、3D映像の対応規格はブルーレイ3Dとなっている。
さらに、画質や音質を向上させるための工夫が随所にみられる。同社製のAVアンプと接続した際にジッター（信号の時間的なズレや揺らぎ）を最小限に抑え、原音を忠実に再生する「PQLS」を搭載。
またBDP-LX55のみ、動画ファイルやストリーム再生時の画質を高画質化するIC「QDEO」、圧縮により劣化した動画ファイルやストリーム映像の信号を自動補正する「ストリームスムーサー」などを備えている。その他にも、音声専用のHDMI出力を備えることで映像信号と音声信号の干渉を低減させたり、32bit/192kHz DAC、剛性の高いレイヤードシャーシなどを採用した。
主な仕様は次の通り。出入力インタフェースは、2モデル共通のものがコンポジット出力×1系統、光デジタル出力×1系統、アナログ音声出力×1系統で、その他にLAN端子(100BASE-TX)、USB端子×2基を備える。また、HDMI端子はBDP-LX55が2系統、BDP-440が1系統を搭載。なお、LAN接続に加えてDLNAに対応しているので、ネットワーク内のメディアサーバーにあるファイルの再生や、「YouTube」「Picasa」への接続も可能だ。
サイズ/重量はBDP-LX55がW435×D252×H93mm/3.5kg、BDP-440がW435×D252×H90mm/2.6kg、となっている。消費電力はBDP-LX55が使用時で25W、待機時で0.5W、BDP-440が使用時23W、待機時0.3Wだ。
なお2モデルともに、iOS向け専用アプリ「iControlAV2」をダウンロードすれば、iPhoneやiPadなどで操作することが可能となっている。
