ロジテックは22日、各種の公衆無線LANスポットへ接続できるクライアント(子機)モードを搭載した、IEEE802.11b/g/n準拠の公衆無線LAN用モバイルルータ「LAN-MBW300N/PS」を発表した。発売は10月下旬より。価格は5,300円(税別)。
ルータモード/APモード/クライアントモードをスイッチ1つで切り替え可能。1つのIDで5台までの機器を接続できる。確認済み無線LANスポット(2011年9月現在)は、HOTSPOT/FREESPOT/ワイヤレスゲート/BBモバイルポイント/Wi2 300/livedoor Wireless。
外部アンテナを装備し、半径20mまでの範囲で安定した高速通信をサポートするとしている。最大通信速度は300Mbps。
マルチSSID対応で、セキュリティはWPA2-PSK(AES)/WPA-PSK(TKIP)/WEP(128/64bit)。Android専用アプリ「かんたん無線君」を使うことで、Android端末からのWi-Fi接続が簡単に行える。PCやiPhoneからは、Webブラウザで本機にアクセスして設定する。なお、PPPoEマルチセッション、ポート転送、DMZ、静的NATといったルータ機能は搭載していない。
WAN側とLAN側に、10BASE-T/100BASE-TXの有線LANポートを1つずつ装備。電源はminiUSB-ACアダプタからの給電と、USBバスパワーの両方をサポート。本体サイズはW70×D56×H13mm、重量は約40g。