ヤマハは25日、AVレシーバー「RX-A3010」「RX-A2010」「RX-A1010」を発表した。発売はRX-A3010が9月下旬、RX-A2010が9月中旬、RX-A1010が9月上旬を予定している。価格はRX-A3010が260,400円、RX-A2010が199,500円、RX-A1010が126,000円。

3機種は新シリーズ「AVENTAGE(アベンタージュ)」の第1弾モデル。AVENTAGEは、ハイグレードなAVレシーバーのシリーズ名として海外では半年ほど前から使用されているが、国内投入は、この3機種が初となる。

シネマDSP HD3を搭載するハイエンドモデル「RX-A3010」

RX-A3010は、2ch分のパワーアンプを追加することでリアル11.2ch再生にも対応する9.1chモデル。型番に4桁ナンバーが付けられたモデルとしては初めて、DPS-Z11にも搭載されていた「シネマDSP HD3(キュービック)」を採用している。シネマDSP HD3は前後左右だけでなく上下の高さ方向の表現を実現としている。同社のAVレシーバーでは、やはり高さ方向の音場表現を実現する技術であるシネマDSP<3Dモード>の搭載が、ミドルクラスのモデルでも進んでいるが、シネマDSP HD3は同社の3次元立体音響技術の頂点に位置するもの。シネマDSP<3Dモード>を上回る高い情報密度で、よりリアルな音場を実現する。定格出力は各ch150W(6Ω)。

RX-A2010はハイグレードな9.2chモデル。フロントとリアのプレゼンススピーカーを使用することで、フルスペックのシネマDSP<3Dモード>を利用することができる。定格出力は各chとも140W(6Ω)。なお、RX-A3010とRX-A2010ではビデオプロセッサーに「HQV Vida」を採用し、ノイズの少ない映像表現を実現している。

RX-A1010は7.1chのスタンダードモデル。VPS(バーチャルプレゼンススピーカー)技術により、5.1chにリアプレゼンススピーカーをプラスした7.1ch環境で、9.1ch相当のシネマDSP<3D>モードを利用可能だ。定格出力は各chとも110W(6Ω)となっている。

また、RX-A3010が音場設定システム「YPAO-R.S.C」を採用する。YPAO-R.S.Cは、8箇所の計測ポイントからのデータを基にスピーカーの位置と角度、利用者の視聴位置を判断、調整を行う高精度な自動設定ツールだ。また室内の音響特性にあわせてエフェクトレベルの自動調整を行う「DSPエフェクトレベルノーマライズ」機能も搭載している。RX-A2010もYPAO-R.S.Cを採用するが、スピーカー角度計測機能は搭載されていない。なお、RX-A1010が搭載するのは通常のYPAOだ。

全モデルとも、HDMI端子は入力用に8基、出力用に2基と豊富に装備。もちろん、3D映像の伝送やARCなど、最新の環境に対応する。また、3モデルともネットワークにも対応。DLNA 1.5に準拠したレシーバー機能を搭載しており、PCなどに保存された音楽ファイルをネットワーク経由で再生可能だ。USBポートも装備しており、24bot/96kHzの再生にも対応する。