15日公開の映画『エンジェル ウォーズ』のトークイベントが12日、東京・秋葉原UDXで行われ、喜屋武ちあき、武田梨奈、桂正和、須田剛一が出席した。

左から喜屋武ちあき、須田剛一、桂正和、武田梨奈 拡大画像を見る

ハリウッドで制作された本作が、"COOL JAPAN"の世界観を描いたとあって、この日は日本を代表する漫画家の桂正和、ゲームクリエイターの須田剛一、グラビアアイドルながらもアニメやゲームなどに造詣が深い喜屋武ちあき、次世代のアクション女優として世界が注目する武田梨奈が"COOL JAPAN"の聖地でもある秋葉原に集結。「COOL JAPAN!!~世界を変えるクロストーク~」と題し、COOL JAPANで日本を元気にするトークイベントを行った。

本作について武田は「戦う女性に共感が持てました。アクションシーンは息をするのを忘れるぐらい見入っちゃいましたね」と絶賛。空手全日本チャンピオンにもなったことのある武田だが、主人公のベイビードールを演じたエミリー・ブラウニングのアクション演技に感動した様子で「皆さん本当に格好いい! 私も彼女たちのような演技をしてみたいです。それにはまずセクシーさを足さないといけないですね(笑)」と話した。

一方の喜屋武は「私はオタクで小中学生の時は友達もなく、妄想の世界に入り込むことで自分を保っていました。中学生の時は自分が綾波レイだと思っていたんです(笑)」と振り返り、日本のアニメーションやゲームに影響を受けたザック・スナイダー監督の作品について「空想世界を描いたこの映画は凄く共感できました。キュンキュンの"萌え"と炎の"燃え"が一緒になった感じ」と感想を語った。また、ベイビードールがセーラー服姿で日本刀を振り回しながら戦う設定について「制服の絶対領域は日本の感覚ですよね。その辺りは日本のカルチャーを監督が表現したと思います。アニメ好きは言語が異なってもハートが通じ合いますね」と話していた。

同イベントに出席予定だったスナイダー監督だが、震災の影響で急遽来日を中止。ビデオレターで「日本で発生した大震災の映像を見てビックリしました。日本は勤勉で団結力が素晴らしい。きっと復興できると思います」と日本にエール。そんなスナイダー監督から大ファンだといわれた桂は「ひたすら格好良かったですよ!」と作品を絶賛する一方、「こっちも頑張らないと(海外に)飽きられちゃう。ブームで終らせるのはダメですね」とスナイダーの作品に触発されたのか、気合を入れ直したようだった。

『300』や『ウォッチメン』などを手掛けた鬼才ザック・スナイダー監督が放つバトルアクション超大作の本作。人類の未知の領域である空想世界で戦う5人の少女たちの姿を描く。映画『エンジェル ウォーズ』は、4月15日より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。