キヤノンは7日、コンパクトデジタルカメラ「IXY」シリーズから「IXY 410F」を発表。2月17日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は3万円前後。

薄型ながら持ちやすさに配慮したデザインに仕上げた「IXY 410F」

同製品は「IXY 400F」の後継機で、約19.5mmという世界最薄クラスのボディに広角24mmからの光学5倍ズームレンズを搭載。1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画撮影にも対応し、動画撮影専用ボタンも装備する。撮像素子には有効約1,210万画素の高感度CMOSセンサーを採用している。

背面には、2.7型液晶モニターを採用。動画ボタンも新設された

また、高画質を実現する「HS SYSTEM」を搭載。同システムでは、手持ち撮影時のブレを抑える「最高感度ISO1600」、暗い場所でも見たままの色が撮影できる「正確な色再現性」、ノイズを抑えて夜間でもキレイに写す「低ノイズレベル」、明暗差が大きくても自然な階調を再現する「ワイドダイナミックレンジ」という4つの特長をもつ。

さらに、32のシーンを認識する進化した「こだわりオート」も利用でき、フルハイビジョン動画撮影時も21シーンを判別する「こだわりオート動画」に対応。人物のほかに動物や乗り物などの動く被写体にもピントと露出を合わせ続ける「主役フォーカス」、シャッターを押す直前の4秒間を動画で記録し、1日分の動画を自動で1つのファイルにまとめる「ムービーダイジェスト」などの新機能も搭載する。