オーディオテクニカは21日、アクティブノイズキャンセリングワイヤレスヘッドセット「ATH-BT04NC」を発表した。発売は2月18日。価格はオープンで、市場価格は1万5,000円前後と予想される。

アクティブノイズキャンセリングシステムと、Bluetoothの両方を搭載したヘッドセット「ATH-BT04NC」

ATH-BT04NCは、インナーイヤータイプのBluetoothヘッドセットに、アクティブノイズキャンセリング機構を組み込んだ製品。両機能を搭載したヘッドセットは、国内初。対応プロファイルは、A2DP AVRCP HFP HSP。高品質な伝送もサポートするほか、AVRCP対応の機器と組み合わせて使用した場合、ヘッドセット側からプレーヤーの再生/一時停止、停止、スキップ、早送り、巻き戻しといった操作を行うことができる。SCMS-Tにも対応しており、保護されたコンテンツにも利用可能だ。

ノイズキャンセリング機能は、最大で-20dB、外部ノイズを85%以上カットすることができる。電源は、内蔵のリチウムポリマーバッテリーで、充電時間は約3~4時間(USB)。Bluetoothとノイズキャンセリングを同時に使用した場合、最大で、約7.5時間の連続使用が可能だ(Bluetoothのみでは約8時間、ノイズキャンセリングのみでは約80時間)。なお、ATH-BT04NCは、有線で使用することも可能で、その場合、バッテリーがなくなった状態でも、通常のヘッドホンとして使用可能だ(ヘッドセットとしては利用できない)。また、SRS WOW HDも採用しており、高域の明瞭感アップ、音場の高さ補正、立体感の向上、低域の増強などを行うことが可能だ。ドライバーは、φ11.5mm。再生周波数帯域は20Hz~24kHz。ヘッドホン部の質量は約10gで、コントローラー部の質量は約23g。コードはY型で長さは約0.6m。おもな付属品は、有線接続のための0.8mの延長コード、充電用のUSBケーブル(USB A-マイクロUSB:約1m)、航空機用アダプター、イヤーピース(XS/S/M/L)、ポーチ。