JR東日本盛岡支社はこのほど、八戸線にリゾートトレインを投入すると発表した。2011年4月からJRグループで取り組む「青森デスティネーションキャンペーン」に合わせて運行を開始する予定。運行区間は八戸線の八戸駅 - 久慈駅を中心とし、北三陸方面の観光アクセス列車になるとのこと。正式な運行時刻や区間は未定。

八戸線に導入するリゾートトレインのデザイン

北三陸の広い空と深い海、日の出をイメージ

車両は大湊線で運行していたキハ40系「きらきらみちのく」をリニューアルして充当するという。変更点は主に外観で、車体上部は青い空、窓下には水平線から昇る太陽をイメージした赤、その下に太平洋の深い青を配した。夜明けの三陸の海をイメージしたとのこと。

なお、同社は新リゾートトレインの愛称を募集している。選考基準は「八戸線を中心に地域のイベントで活躍するリゾートトレインにふさわしく、列車をご利用していただくお客さまや地域の皆さまに親しんでいただける愛称名であること」。漢字の愛称の場合はフリガナが必要。応募は専用チラシに付属するはがき、または郵便はがきで受け付ける。採用された愛称を応募した人から抽選で1名にデジタルフォトフレーム、また入選者から10名にミニ・ソーラーキットを進呈するとのこと。

(画像提供:JR東日本盛岡支社)