iPad

現在ベータテストが行われているiPad向けのiOS 4アップデート「iOS 4.2 Beta 2」において、テザリング(Tethering)の項目が追加されていることが確認され、話題になっている。スクリーンショットを掲載した9 to 5 Macによれば、iPad 3Gで出現する通信キャリアのAPN設定項目の中に「Internet Tethering」という項目があり、これを使ってiPadをアクセスポイント化することが可能ではないかというのだ。

とはいえ、iOS 4.2はまだベータ版の段階であるうえ、スクリーンショットを確認する限りはAPNと同じ設定項目で、一般的なテザリング用の設定内容ではない。だが9 to 5 Macは、これはiPhoneがテザリングを導入した初期のころのインターフェイスに酷似しており、11月に正式配布されるiOS 4.2または将来バージョンでの標準機能になると主張している。だが現状のiPhoneにおいても、インターネットテザリング自体が国やキャリア、契約内容の組み合わせによっては利用できず、あまり一般的な機能ではない。

またiPhoneにおけるテザリングはUSBによる直接接続かBluetooth経由の接続のみで、Wi-Fiホットスポット化は行えない。あくまでMacやWindows PCと組み合わせて利用するものであり、用途は意外と限定されている。以前に米Apple CEOのSteve Jobs氏にiPad Wi-FiでiPhoneのテザリングを利用したインターネット接続が可能かどうかを聞いていた欧州のユーザーがいたが、Wi-Fi経由でのインターネット接続しか行えないiPadでは当然この仕組みは利用できない。