アイ・オー・データ機器は8日、PCとUSB接続するアナログビデオキャプチャユニット「GV-USB2」シリーズを発表した。ビデオデッキなどのアナログ再生機器からDVDへの直接ダビングやHDD録画が可能。9月末の出荷予定で、価格は5,300円(税別)より。

「GV-USB2」シリーズ

新製品の「GV-USB2」と「GV-USB2/HQ」は、従来製品「GV-USB」の後継モデル。本体を小型化したほか、入力ソースをフルスクリーン表示しながらHDD録画可能といった強化がなされている。フルスクリーン表示のHDD録画はユーザー要望が多かった機能とのことで、例えばゲームをフルスクリーン表示でプレイしながら、プレイ画面をHDD録画することが可能だ。

GV-USB2は、入力ソース(アナログ映像)のDVD直接ダビングやHDD録画に対応し、簡単なカット編集やオートチャプター挿入といった機能を備える。価格は5,300円(税別)。

上位版のGV-USB2/HQは、ハードウェアと基本的な付属ソフトはGV-USB2と同じものだが、サイバーリンク製のビデオ編集ソフト「PowerDirector 8」(カスタマイズ版)がバンドルされる。各種の映像エフェクト、SD映像からHD映像へのアップスケーリングといった高度なビデオ編集に対応し、DVDのほかBD-R/BD-REへの書き込みをサポート。価格は7,400円(税別)。

HDD録画の場合、映像形式はMPEG-2(352×240ドット~720×480ドット)、音声形式はリニアPCMかDolby Digital AC-3となる。GV-USB2/HQはAVI形式での保存も可能。

ハードウェアのインタフェースはUSB 2.0、映像入力はRCAコンポジットとSビデオ、音声入力はRCAライン入力(L/R)、外形寸法はW18.2×D57.4×H13.0mm(ケーブル部除く)、重量は約50g。対応OSは、Windows XP(SP2以降)/Vista(32bit版)/7(32bit版/64bit版)。