キヤノンは23日、新コンセプトのオンラインフォトサービス「PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)」を開始する。
PHOTOPRESSOは、20~30代をメインターゲットとし、Webサイト上で、オリジナルのフォトブックの制作、公開、ならびに印刷、配送までを提供するもの。従来より、カードタイプやフォトマガジンタイプなどのフォトブックサービスを展開している同社だが、PHOTOPRESSOでは「持ち運びができるサイズを採用し、ソフトカバータイプで書籍っぽさを出している」(同社)。
また、PHOTOPRESSOのサイト上で装丁やレイアウトを選択し制作したフォトブックは、印刷物として注文するほか、同Webサイトのギャラリーでの公開も可能となっている。
サイズはB6(182×128mm)のみ。料金は、1冊あたり1,700円(税別/40ページ)で、40ページを越えた場合は、ページ数が増えるごとに2ページ単位で50円ずつ追加となる(最大204ページまで)。フォトブックは、キヤノンのデジタル商業印刷機「imagePRESS(イメージプレス) C7000VP」で印刷され、指定先に配送される。
なお同サービスは、年内はキヤノン製品のユーザーを対象とした登録制Webサイト「CANON iMAGE GATEWAY」会員のみが対象(デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラ、コンパクトフォトプリンターのユーザーのみ)。今後は、会員以外も利用できるようにサービスを拡大予定となっている。