アディダスは11月2日、2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会へ向けて、強力なパワーとカーブを実現させるフットボールスパイク「プレデター X」を発売する。『プレデター』は、国際サッカー連盟の正式依頼を受けて誕生したスパイクで、今回発売する商品で10代目。同商品は、元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏も開発に携わっており、今後、日本代表の森本貴幸選手などが着用予定だという。

開発に携わったジネディーヌ・ジダン氏

着用予定の森本貴幸選手(カターニャ / 日本代表)

同商品は、新開発の"パワースパイン"をインソールに搭載し、キック時のパワーを最大限ボールに伝えると同時に、衝撃から足を保護するとのこと。また、多様な気候条件下となる南アフリカでの試合に対応するため、鋭いカーブを生み出す"プレデターラバー"を改良したほか、耐水性シリコンラバーを用いることで、雨天時でも高いボールスピン性能を発揮するという。さらに、新型足型や総合テクノロジー"オプティフット"により、素足に近いフィット感と優れたボールインパクトを実現するとしている。

「プレデター X TRX AG」

ラインナップは、ロングパイル人工芝・ハードグラウンド用の「プレデター X TRX AG」(2万1,000円)、ファームグラウンド・短い天然芝用の「プレデター X TRX FG」(2万2,050円)、ソフトグラウンド・長い天然芝用の「プレデター X TRX SG」(2万3,100円)の計3種類。サイズはいずれも24.5cm~29.0cm。