Opera Turboに対応する「Opera Mobile 9.7」、CTIAで発表

 

ノルウェーのOpera Softwareは、米ラスベガスで4月1日 (米国時間)に始まるCTIA Wireless 2009で「Opera Mobile 9.7」を発表する。ブラウジング・アクセラレーション技術「Opera Turbo」をサポート、レンダリングエンジンにOpera 10にも採用されている「Presto 2.2」を搭載する。同社によると「AjaxやFlashなど、ダイナミックWebテクノロジをフルサポートする」という。

Opera Turboは、Turbo Serverで圧縮したデータをモバイル端末のWebブラウザに送ることで、モバイル環境において高速なWebブラウジングを可能にする。Operaによると、Opera Mobileに転送されるデータは最高で80%減になる。同技術によって、エンドユーザーはより快適にモバイルインターネットを利用でき、通信キャリアにとっては全体のトラフィック削減や渋滞緩和につながる。またモバイルデバイス・ベンダーは限られたリソースでダウンロード速度やパフォーマンスを引き上げられる。

Operaがいくつかのモバイル向けWebブラウザでテストページの表示時間を計測したところ、Opera Mobile 9.7+Opera Turboは9秒、Opera Mobile 9.7(Opera Turboなし)が30秒、Internet Explorer Mobileが3分27秒だったという。ほかにも標準サポートを改善点に挙げており、同社によるとOpera Mobile 9.7はAcid 3テストで100/100のスコアを獲得しているそうだ。

ジオロケーション・サービスのSkyhook Wirelessと提携

Operaはまた、Wi-Fiポジショニング・システム(WPS)を開発・提供するSkyhook Wirelessとの提携も発表した。

W3C Geolocation Application Programming Interface (API)を通じて、Web開発者が数行のJavaScriptコードを追加するだけでSkyhook Wirelessのロケーションプラットフォームにアクセスできるようになる。例えばコーヒーショップ・チェーンが同機能を導入すれば、サイト訪問者の居場所の近くにある店舗を自動的にマップ表示するというような活用法が可能になる。なおロケーション取得は、Operaが事前にユーザーからの承認を得るオプトインで行われる。

OperaはOpera Labsで、Geolocation APIサポートのテクノロジープレビューを公開している。

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