マイナビニュースは、南海電鉄、小説投稿サイト『エブリスタ』と共同で、9月15日正午より南海電鉄沿線やグループ施設を舞台とした小説を募る「南海電鉄小説コンテスト」を開始する。テーマは「人と街への想いが繋ぐ沿線の物語」。応募期間は11月13日正午まで。

南海電鉄小説コンテストのポスター

同コンテストでは、南海電鉄が2015年から展開しているキャンペーン「愛が、多すぎる。」の一環として行うもの。温かい人で溢れる南海沿線の魅力を発信していくことを目的としている。

小説投稿サイト『エブリスタ』にて、南海電鉄沿線の場所での思い出や出来事など、大切なものを想う心温まる物語を募集する。審査員を務めるのは、2017年度「大阪ほんま本大賞」を受賞した小説家の有栖川有栖と、オムニバスドラマ『阪堺電車』の脚本監修を行うなど南海電鉄とも縁のある脚本家の今井雅子。両名は、同コンテスト開催に際し、以下のようにコメントをしている。


有栖川有栖(作家)
大阪市出身。1989年『月光ゲーム』でデビュー。『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞、『女王国の城』で本格ミステリ大賞、『幻坂』で2017年度「大阪ほんま本大賞」を受賞。近著に『狩人の悪夢』『ミステリ国の人々』などがある。

<コメント>
街を駆けぬけ、海へ、山へ、そして空の玄関口にも向かう南海電車。 どこを取っても素敵な物語を生まれそう。 この沿線に、駅に、車内に、誰かに掘り起こしてもらうのを待っている物語があります そっとすくい上げて、あなたが小説にしてみませんか? わくわくするような挑戦になることでしょう。 どんな愛や想いがこもった作品に出合えるか、楽しみでなりません。

今井雅子(脚本家)
ラジオドラマ「雪だるまの詩」が第26回放送文化基金賞ラジオ部門本賞を受賞。これまでに、NHKの連続テレビ小説『てっぱん』をはじめ、『昔話法廷』『おじゃる丸』(以上NHK)などの脚本を担当している。映画作品『嘘八百』が2018年1月公開予定。大阪府堺市の堺親善大使。

<コメント>
南海電車が走る大阪府堺市で生まれ育ちました。 ダジャレ好きな祖父は「一回乗っても南海電車」とよく言っていました。 脚本家はドラマや映画の脚本を書くとき、シナリオハンティングといって、物語の種を探しに舞台となる場所へ足を運びます。 乗り合わせる人々の顔、交わされる会話、窓の外を流れる景色…。 南海電車に乗ってみて、物語をふくらませるのもいいかもしれません。



受賞者には審査員からの選評と賞金や宿泊券などが贈呈されるほか、『マイナビニュース』にて大賞作品が掲載される予定となっている。この機会に是非、本コンテストに参加してみてはいかがだろうか。


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