玩具メーカー、カワダの世界最小級ブロック「ナノブロック」から派生した、5歳から遊べる新感覚ブロック「ナノブロックプラス」。その「ナノブロックプラス」から登場した新シリーズ「きょうりゅうシリーズ」が男の子の遊び心を刺激すると話題だ。果たしてその仕掛けとは? ナノブロックプラス開発担当の柳田真一さんと販売促進課主任の藤木義貴さんに話を聞いた。

開発担当の柳田真一さん(左)と販売促進課主任の藤木義貴さん(右)

子供でも楽しめるナノブロックプラスとは?

そもそもナノブロックとは、超極小サイズのブロックを組み立てて、よりリアルな作品が作れるホビーマテリアル。 今回取り上げる“ナノブロックプラス”との違いは、ブロックの比率とターゲットだ。

柳田:従来のブロックは縦横比が3:4となっていて、積んでいくとどうしてもズレが出てしまうんです。しかし、ナノブロックプラスは縦横比が1:1なので、縦にも横にも積めて、好きな形を作り出すことができます。そして、ナノブロックの対象年齢は12歳以上で、どちらかというと大人向けなのに対し、ナノブロックプラスは5歳以上。より低年齢層をターゲットにし、子供でも楽しめるナノブロックとなっています。

きょうりゅうシリーズの最大の特徴「種族合体」とは?

今回の「きょうりゅうシリーズ」の特徴は、なんと言っても豊富な恐竜の種類と3パターンの変形。 一番人気だというティラノサウルスをはじめ、トリケラトプス、アンキロサウルス、プテラノドン、ステゴサウルス、ブラキオサウルス、そして大型恐竜のティラノサウルス・レックスの計7体の恐竜がラインナップ。さらにこれらの恐竜たちは、ロボットとバトルシップへの組み替えが楽しめる。

柳田:ベースとなる恐竜の再現に関しては、0から部品を選んで作ることができるのでそこまで大変ではありませんでした。ですが、ロボットやバトルシップに変形する中で、最終的な形が同じにならないように組み替えパターンを考えるのは大変でしたね。部品すべてを、いかにあますことなく使い切るかという点で苦戦しました。

さらに、「きょうりゅうシリーズ」の魅力は、組み替えの多様さだけではない。現物を見ると、その独特な配色にも目を奪われる。

柳田:一色で作ると、組み替えた時に全部同じ色になってしまうので、おもしろみに欠けてしまう。差し色を入れてあげることで、ロボットやバトルシップにした時に意味のあるものにしたいと考え、様々な配色を考えました。また、ブロックのツヤ感にもこだわっています。それぞれの色が映えるように、一つひとつのブロックを、時間をかけて磨いています。

恐竜、ロボット、バトルシップ……と男の子のツボを全て兼ね備えた「きょうりゅうシリーズ」。しかし、男の子の遊び心をくすぐる要素はこれだけではない。

柳田:商品に封入された『ユナイトカード』の数字を組み合わせ、4ケタのコードをWeb上の特設ページに打ち込むと、違う種族(商品)と合体ができる組立図が閲覧できます。種族合体のパターンは全部で42種類。カードを使ったゲーム性というのも、お客様を飽きさせない仕掛けのひとつです。

全42種中40種の種族合体

藤木:また、同種族合体も可能です。というのも、年の近いご兄弟ですと、同じ商品じゃないとケンカをしてしまうケースがあります。ただ、親御さんからすれば、同じものだと“付加価値”がなければなかなか手が伸びない。でもこの商品に関して言えば、合体させて別の作品にすることができるので、納得してご購入いただけますし、子供たちの遊び方も広がります。

組み合わせは無限大? “自分たちで何かを作り出す”経験をして欲しい

さらにお2人に、「きょうりゅうシリーズ」のおすすめの遊び方をたずねてみた。

柳田:種族合体例は42通り作りましたが、それはあくまで自分が考えたパターン。理想は、お客様がご自身で新たな合体例を作ってもらい、お友達と競うなり、自分なりの遊び方を発見してもらいたいです。例えば3つを合体させて、よりスケール感の大きな作品を作ってみるとか。“自分たちで何かを作り出す”という作業が、今の子供たちに欠けている部分だと思うので、ナノブロックプラスが彼らの創造意欲を磨くきっかけになってもらえたらと思います。

藤木:親御さんの声で多いのは、普段の生活の中で、お子様たちが集中して作品を作り上げる場面があまり見受けられないということ。その点、ナノブロックプラスは子供が初めて触れるブロックとしてはちょうどいいサイズ感。弊社が行う体験会でも、作品づくりに没頭しているお子様を見て、『うちの子ってこんなに集中力があったんだ!』と驚かれる親御さんも多く、その流れで商品をお買い上げいただくケースもあるんですよ。

ユーザーの想像力が新たな商品を生む。「nanoblock AWARD」

カワダでは毎年、ナノブロックを使用した作品コンテスト「nanoblock AWARD」を開催している。今年は世界中のナノブロックファンから過去最多となる577作品が応募された。

藤木:2014年から“ナノブロックプラス部門”を設けていますが、今回の『きょうりゅうシリーズ』に関しても、ユーザーの方たちに新しい作品を投稿いただくことによって、開発担当も刺激を受けて、さらなる商品プロダクトに活かしていければと思っています。

柳田:自分たちの開発したものが、お客様の手によってまた違う作品になるのは、開発者冥利につきますね。コンテストに応募された作品を見て、自分たちも影響を受けるので、商品もより発展したものになると確信してます。

今後の展開としては、きょうりゅうシリーズ以外のシリーズとの合体例も想定中だという。シリーズが増えれば増えるほど、楽しみ方が無限に広がるナノブロックプラス。子供はもちろん、大人の好奇心や創造力もくすぐるナノブロックプラスの魅力に、ますます引き込まれてしまいそうだ。

(マイナビニュース広告企画:提供 株式会社カワダ)

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