赤い車体色となった「伊勢志摩ライナー」。同じ場所で黄色の編成も見られた

昨年8月よりリニューアルが進む近鉄特急「伊勢志摩ライナー」。同社サイトから閲覧できる「リニューアル伊勢志摩ライナー 運転予定・時刻表」(毎週水曜日頃更新)によれば、現時点で赤2編成・黄3編成が運用に就き、残り1編成(赤)も7月13日より営業運転が開始される予定(変更の場合あり)。1年近くに及んだリニューアルが、間もなく完了する。

車両情報

近畿日本鉄道 23000系「伊勢志摩ライナー」

基本情報

23000系は1994(平成6)年の志摩スペイン村開業に合わせ、大阪・名古屋から「伊勢志摩リゾート」への旅のシンボルとなる特急列車として登場した。6両編成6編成が製造され、先頭車両は流線形のシンプルなスタイルとなり、正面窓には大型曲面ガラスを用いた。伊勢志摩の豊かな太陽光線にちなんだというサンシャインイエローの塗装も特徴だった。

2013年の伊勢神宮式年遷宮に向け、2012年8月より「伊勢志摩ライナー」のリニューアルが進んでおり、3編成が赤色、残る3編成が黄色の塗装にリニューアルされるとのこと。同時に内装も木目調に変更され、各座席にコンセントも備えられる。