開園60周年記念イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」を開催している米カリフォルニア州アナハイムのカリフォルニア ディズニーランド・リゾートの魅力を紹介する本コラム。第6回は、世界のディズニーリゾートでここにしかない「カーズランド」を紹介しよう。

スリリングなレースが楽しめる「ラジエーター・スプリングス・レーサー」
(C)Disney/Pixar

ディズニー/ピクサー映画『カーズ』をテーマにした「カーズランド」は、2012年夏に「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」内にオープンした新テーマランド。東京ドーム1個分以上という約4万8,500㎡の広大な敷地の中央には、メインストリートとして"ルート66"がまっすぐ伸び、ルート66沿いには田舎町"ラジエーター・スプリングス"、さらに、オーナメント・バレーの岩山を再現している。

敷地の約半分を占めているのが「ラジエーター・スプリングス・レーサー」。世界のディズニー・パークの中でも最大規模のアトラクションで、主人公のライトニング・マックィーンをはじめとする映画に登場するキャラクターに乗り、時速65kmで壮大なオーナメント・バレーの美しい山々を走り抜ける爽快な体験ができる。

同アトラクションでは、ライトニング・マックィーンやメーター、ドック・ハドソンなど、さまざまなキャラクターが登場。映画のワンシーンのように、ルイジのタイヤ専門店やラモーンのハウス・オブ・ボディ・アートで調整してもらう場面もある。そして、スタートラインに競争相手と並び、いざ勝負! 映画のキャラクターになった気分で丘の上を疾走し、急カーブを駆け抜けるスリリングなレースは、興奮間違いなしだ。

まっすぐ伸びるルート66
(C)Disney/Pixar

夜のカーズランド
(C)Disney/Pixar

「メーターのジャンクヤード・ジャンボリー」
(C)Disney/Pixar

「メーターのジャンクヤード・ジャンボリー」は、メーターたちが引っ張るトレーラーに乗って8の字のコースを回るアトラクション。メーターが作ったジュークボックスから流れる音楽に合わせてトラクターが踊り出し、前後左右に揺さぶられながらそのダンスを楽しめる。

アトラクションのほか、映画の世界を再現したショップやレストランもあり、「フローのV8カフェ」では、オイルではなく料理を提供。三角コーンの建物「コージー・コーン・モーテル」では、ポップコーン、焼きトウモロコシなど、建物ごとに違う種類のメニューが味わえる。また、「フィルモアのテイスト・イン」では、有機栽培のフルーツやジュースが楽しめ、「ラジエーター・スプリングス・キュリオ」では、車のパーツ型のグッズがそろう。

「フローのV8カフェ」
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「コージー・コーン・モーテル」
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ルート66でショーも開催
(C)Disney/Pixar

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、1955年7月17日に誕生した世界初の「ディズニーランド・パーク」と、2001年にオープンした「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の2つのパーク、3つのホテル、ショップ&レストランなどが集まる「ダウンタウン・ディズニー」からなる一大リゾート。60周年記念イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」は、初の全LEDパレード「ペイント・ザ・ナイト」、プロジェクションマッピングを融合させた花火ショー「ディズニーランド・フォーエバー」、ウォータースクリーンを用いた「ワールド・オブ・カラー:セレブレート!」の3つのショーを目玉に開催中だ。

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協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル