ロング基板採用のマイニングマザー

Colorfulの「C.B250A-BTC PLUS V20」は、マイニングに特化した特別仕様のマザーボード。基板の長さは485mmもあり、通常のPCケースに格納することはできないものの、2スロット間隔でPCI Express x16スロットが並んでおり、ライザーカード無しに直接8枚のグラフィックスカードを装着できる。TSUKUMO eX.とオリオスペックでの価格は25,000円前後。

Colorfulの「C.B250A-BTC PLUS V20」。基板は485×195mmの独自規格

PCI Express x16スロットが並ぶ。帯域は1つだけx16で、ほかは全てx1

搭載チップセットはB250。バックパネルのインタフェースは、HDMI、GbE、USB2.0×2と非常にシンプルで、メモリはDDR4-2400 SO-DIMM×1スロット、ストレージはmSATA/SATA3.0×各1を備える。mSATAはすでに入手性が悪くなっており、M.2でないのはやや残念であるが、SATA3.0もあるので大きな問題は無いだろう。

CPUはLGA1151に対応。メモリはSO-DIMMが1枚だけ利用できる

バックパネルのインタフェースは必要最小限。ビデオ出力はHDMIのみ

基板の横側には、グラフィックスカード用の6ピンコネクタが並ぶ

基板の下側にも6ピンコネクタがある。こちらには電源を接続する

Western Digital初の12TBはGold

Western Digitalのエンタープライズ向け3.5インチHDD「WD Gold」シリーズに、最大容量となる12TBモデル(WD121KRYZ)が登場、発売が開始された。容量12TBのHDDはすでにHGST、Seagateの製品が登場しているが、Western Digitalからは初めて。パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店での価格は69,800円。

Western Digitalの3.5インチHDD「WD Gold 12TB(WD121KRYZ)」

ヘリウムを封入して空気抵抗を減らす「HelioSeal」技術を採用することで、大容量、高信頼性、高電力効率を実現した。回転数は7,200rpmで、MTBF(平均故障間隔)は250万時間となる。また、キャッシュを256MBに増やした新型の8TBモデル(WD8003FRYZ)も登場しており、こちらの価格は47,800円。