USB 3.1 Type-Cなど、充実したインタフェース

外観から見ていこう。ぱっと見は27型液晶ディスプレイにしか見えない。液晶部の厚みはそこそこあるものの、上部と左右のベゼルが狭いフレームレスデザインを採用し、下部にはステレオスピーカーを内蔵している。

インタフェース類の大部分は背面集中だ。USBやHDMIポートなどは背面の正面を向いているので挿しやすい。スタンドの陰に隠れた部分にある電源プラグ、Gigabit Ethernet対応有線LAN、オーディオ端子は、下から垂直に挿すタイプで、目視も抜き差しもしにくい。大半の場合は、設置時に各ケーブルを差し込むだけだと想うので、それほど問題ではないだろう。

向かって左側面には、USB 3.1 Type-A、ヘッドホン出力、SDカードスロットがあるので、USBメモリなど頻繁に抜き差しするUSB機器は、左側のUSB端子を使うことになる。また、有線LAN以外にも、IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LANと、Bluetooth 4.1を搭載する。無線LANをメインで使うのであれば、設置場所の幅も広がるだろう。

M背面にはHDMI入力×1基、HDMI出力×1基、USB 3.1 Type-C×1基、USB 3.1×3基(1基はUSB充電対応)、USB 2.0×2基を備える。USB 2.0×1基には、付属の無線キーボードと無線マウス用のドングルが挿さっている

左面にはUSB 3.1×1基、SDメモリーカードスロット、ヘッドホン / マイクを備える。USBメモリやUSB HDDを接続するのに便利

スタンドはチルトのみ調整可能。左右のスイーベルや高さ調節はできない

スタンド背面にはケーブルホールを用意。ある程度ケーブルをまとめられる