洗濯の一工夫で清潔かつ節約!

洗濯は、家庭の水使用割合で第4位となっていますが、こちらも工夫次第で節約ができそうです。洗濯の水を節約するにはお風呂の残り湯を使うのが効果的。ただ、衛星面が心配ではじめから新しい水を使っている人も多いでしょう。

残り湯を清潔に使うには、お湯の汚れを取ってくれるグッズの使用がおすすめです。湯船に浮かべるだけで、体のアカ等の汚れを取り除いてくれる商品を使えば、手間もかからず、お風呂を衛生的に保ってくれます。また、洗濯のすすぎには残り湯ではなく新しい水を使うようにしましょう。さらに、最近の洗濯機は節水機能が非常に優れています。買い換えや新たに購入を考えている場合は、節水を念頭に選んでみるのもいいでしょう。

食器はまとめて洗うのが基本

もう一つ、日々の中で水を多く使う機会は、食後の食器洗い。流したままにせず、洗い桶を活用した、ため洗いが良いと思います。洗い桶に水を張り洗剤を入れて食器を洗い、まとめて流して、節水を心がけましょう。

洗うときの順序は、比較的汚れの少ない、おはしやスプーンから始めて、次にコップや茶わん、最後にフライパンなどを洗います。その他、油汚れ以外の汚れには洗剤を付けず、アクリルたわしを使用するのもおすすめです。食器洗いで節約しようとすると、冬でもお湯を使わず水で我慢……という人もいるかもしれませんが、つらい節約は続かないもの。こうしたちょっとした心掛けで節水ができれば、無理なくやっていけそうですね。

日々の生活でできる節水はいろいろとあります。基本的は、水を出しっ放しにしないことです。例えば、歯磨きはコップ、洗車ではバケツに使う水を取り分ける、洗濯の回数を減らす、トイレの水量を多くし過ぎない、洗面や手洗いの際はこまめに水を止めるなど、少し気を付けるだけで年間では大きな節約につながります。こうしたことが習慣になれば、ストレスをためることなく節水・節約ができますね。「水を使い過ぎかも」という心当たりがあれば、是非今日から気を付けてみてください。

筆者プロフィール:武藤貴子
ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録FP。