Apollo Lake搭載のMini-ITXマザー

ASUSの「J3455M-E」は、Apollo Lake世代のCeleron J3455(4コア/1.50GHz/10W)をオンボード搭載したファンレスのマイクロATXマザーボードである。コストを抑えつつ、拡張性も重視したい向きには良いだろう。バックパネルにパラレルポートがあるのは、今どきの新製品としてはちょっと珍しい。価格は11,500円前後。

ASUSの「J3455M-E」。マイクロATXにしてはコンパクトなサイズだ

バックパネルには、HDMI、VGA、パラレル、USB3.0×2などを備える

大型ヒートシンクを搭載。メモリはDDR3-1866が2スロット利用できる

拡張スロットはPCI Express x1/x16/x1の構成(ただしx16も帯域はx1)

ASUSからは、H110チップセットを搭載するThin Mini-ITXマザーボード「H110T」も発売となっている。グラフィックス出力には、DisplayPortとHDMIに加えて、LVDSも用意。メモリはSO-DIMMのDDR4-2133が2スロット利用できる。Thin Mini-ITXながら、USB3.0×4、デュアルGbE、M.2など、インタフェースは強力。価格は11,500円前後だ。

ASUSの「H110T」。保護機能「5X PROTECTION II」も搭載している

バックパネルのインタフェース。電源は別途ACアダプタが必要になる

中身のMini-STXマザーが単体販売に

ASRockの「H110M-STX」は、H110チップセットを搭載したMini-STXマザーボードだ。同社のベアボーン「DeskMini 110」に内蔵されていた製品で、今回はその単体販売という形になる。ベアボーンに比べると6,000円ほど安いものの、電源として別途ACアダプタが必要になる点は注意が必要だ。パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店での価格は10,780円。

ASRockの「H110M-STX」。パッケージデザインはなぜかIntelのCPU風

スペックは「DeskMini 110」と同じ。ケースを自作してもいいかも