【インタビュー】

『牙狼<GARO>』小西遼生と肘井美佳が当時を振り返る「クランクアップの瞬間は全員が泣いていた」

雨宮慶太総監督による特撮TVドラマ『牙狼<GARO>』が放送スタートしたのが2005年10月7日。それから続編、劇場版、スピンオフ、アニメ化と、さまざまな形で「牙狼<GARO>」の遺伝子は継承され、新たな実りとなって視聴者を楽しませ続けている。そして現在、シリーズの起源となる作品『牙狼<GARO>』がHDリマスターでよみがえり、テレビ東京ほかにて毎週金曜25時23分から放送中。初代主人公・冴島鋼牙役を熱演した小西遼生と、ヒロインを演じた肘井美佳が当時を振り返り、インタビューに答えてくれた。

小西遼生(左)と肘井美佳

小西:撮影当時は、最終回がどこに行きつくのかもわからず、ただガムシャラに作り続けていたので、あらためて物語として観てみると、相当つくり込んでいて衝撃的で感動しますね、物づくりのレベルの高さが感じられる。特に特撮は派手さとかいかに目立つかというところに焦点が行きがちですけど、ドラマとして観ても楽しい。物語もいいですよね。当時は深夜にドラマなんかなく、しかもこれだけ作りこんだものが見れた。高級嗜好品ですよね。すごいことだと思います。

肘井:あらためて観ると、自分の未熟さもありますが、今の自分にはない引出しがあるように感じます。全体像が見えず、その都度集中して撮っていたので、この後の展開を知っているうえで観ると、新鮮ですね。あとはテーマが普遍的。人間の優しさと、弱さ、そしてそれを乗り越えた強さが描かれてますよね。

小西:何もないところからすごいものを作る。ゼロからイチを創り出すというのはすごいことですよね。一番最初に生み出したものの根っこがこの作品にはあると思います。チームとしての奇跡感がそこにはあったと思います。誰一人として一切油断してなかったですもの。殺気だっていました。監督から10年、20年後にもお前が自信を持ってやったと言える役になると言われてたんですが、本当にそうなりました。

肘井:クランクアップの瞬間は、現場の人が皆で抱き合って、全員が泣いていた。大の大人がですよ。「牙狼」はこんなに続くとは思ってもいなかったけど、もう少ししたら「牙狼」に触れていた時間の方が人生において長くなるのかもしれない。「牙狼」に触れなかったら全く違う人生だったんだなと思います。「牙狼」に関われたことを心に想いながら、ずっと一緒に居れたらいいなと思います。

小西:監督が作りたいものを、一緒に作れた。これ以上ない歓びです。10年間ということは、歴史に残ったという事なんだと思うんです。今度牙狼に関わることが出来るとしたら、前作を越えるとかではなく、もう一回10年先に残るものを新たな気持ちで作りたいなと思います。


また、11月23日の勤労感謝の日には、ファンへの感謝の気持ちを込めた「金狼感謝祭2016」を今年も開催。ファミリー劇場やニコニコ生放送などで放送される予定となっている。詳細は、GARO PROJECT公式HPにて後日発表。

(C)2005 雨宮慶太/Project GARO

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