東京糸井重里事務所はこのほど、2017年1月はじまりの「ほぼ日手帳2017」ラインナッププレビュー内覧会を実施し、全79種類のラインナップを披露した。なお、販売は9月1日から開始している。

「ほぼ日手帳2017」ラインナッププレビュー内覧会

「ほぼ日手帳」はウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」のオリジナルグッズとして、2001年に誕生し、今年で16年目を迎えた。2016年版では、過去最高の販売部数61万部(前年比110%)を達成している。さらに、世界84の国と地域から注文があり、2014年版から2016年版の間で海外への出荷部数は9.7倍だという。

そんな「ほぼ日手帳」の2017年版では、昨年から引き続き「This is my LIFE.」がテーマ。人生・暮らし・いのちなどの様々な意味を含む「LIFE」の詰まった一冊「LIFEのBOOK」として日々に寄り添う、というコンセプトだ。

手帳の種類は、文庫サイズの「オリジナル」(2,000円+税)、A5サイズの「カズン」(3,500円+税)、週間タイプの「weeks」(1,800円+税)、英語版の「Hobonichi Techo Planner」(2,500円+税)の4タイプとなっている。ほとんどの商品が手帳本体にカバーを付けるタイプのため、カバーによって価格が異なる。

このほか、分冊タイプ(前期・後期セット)の「avec<アヴェク>」を、「オリジナル」(2,200円+税)と「カズン」(3,880円+税)の2つのサイズで展開している。

増田セバスチャンとのコラボ手帳が新登場

左から「THANK YOU ALL」(カズン/オリジナル)カバー&本体セット4,400円+税、「Day Dream」(weeks)2,400円+税

気になる2017年版の「ほぼ日手帳」には新たに、原宿ショップ「6%DOKIDOKI」や、きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」 のMV美術などを手掛けた、アートディレクター・アーティストの増田セバスチャンさんとのコラボ手帳が登場した。

「オリジナル」と「カズン」には、増田さんが「This is my LIFE.」をテーマに制作した作品「THANK YOU ALL」が手帳カバーにプリントされている。家やドーナツ、ぬいぐるみ、恐竜などが様々なものがデザインされており、見た目にもインパクトのあるカラフルなカバーだ。

weeksには、増田さんが過去に制作した作品「Day Dream」をプリント。パステル調で"女の子の夢を詰め込んだ"という甘い雰囲気が特徴的だ。表と裏の柄は、鏡像(シンメトリー)になっている。

「THANK YOU ALL」にちなんで、「アリガトウ」を意味する10匹のアリも

2016年版で人気1位の『MOTHER2』は?

「ほぼ日手帳2016」で最も人気だったのが、ゲーム『MOTHER2』をモチーフにした手帳。3年目となる今年は、オリジナルから「MEMORIES」「1994」、weeksから「ぼく(ネス)」の3種類が登場した。

「MEMORIES」には、『MOTHER2』のゲーム中で主人公たちが訪れる場所をパッチワークのように組み合わせた柄がプリントされている。「1994」は、発売当時のスーパーファミコン版のパッケージが並んでいるデザイン。さらに、「ぼく(ネス)」はブルーパープルのネクタイ生地の表紙に主人公である「ぼく」が並んだ小紋柄となっている。

左から「MEMORIES」「1994」(いずれもオリジナル) カバー&本体セット4,400円+税、「ぼく(ネス)」(weeks)2,200円+税

『MOTHER2』シリーズの購入特典に「おおきなどせいさんステッカー」(約8×10cm)がもらえる(右下)

アウトドアブランド「Snow Peak」とのコラボ手帳が新登場

そして、今回新たにアウトドアブランド「Snow Peak」とコラボレーションして展開するのは、オリジナルの「Stuffed Shell」。防水のポリエステル生地となっているため、アウトドアシーンでも雨や水滴から中身を守ってくれるという。カバーの内部は「左インナー」「中央見開き」「右インナー」の3つ面で展開されており、収納スペースも豊富だ。

アウトドアブランド「Snow Peak」の「Stuffed Shell」(オリジナル)、カバー&本体セット1万円+税

左インナーには5つのペン差し・キーループ・ポケット、中央見開きにはカードポケット・しおりバンド・ペン差し、右インナーには2つのメッシュポケットがあり、機能性も優れている。リストストラップも付いているため、両手を空けておきたいキャンプやアウトドアなどでの持ち運びにも便利だ。

ファスナーを開けると、中央に手帳、左右にインナーがみえる