雑貨デザイナーの宇田川一美です。今回は、収納アイテムの提案です。ブローチやバッジのコレクション、どうしてますか? ケースに入れる、並べる……と、しまいっぱなしになりがちなアクセサリーですが、お気に入りのものを選んで、涼しげな「見せる収納」で飾ってみてはどうでしょう。

材料は、スプレー塗料、焼き網です

材料は「焼き網」

では、材料です。今回のベースはなんと、「焼き網」。スプレー塗料も使います。焼き網は、丸と四角の2枚で1セットでした。スプレー塗料は、アイボリーをチョイス。もちろん、全て100円ショップで購入しました。

網をペイントします

広めに新聞紙を敷き、焼き網を載せてスプレーでペイントします。換気のいい場所で作業してください。

新聞紙を敷いて、換気のいいところで作業しましょう

塗装面が広くない焼き網、あっという間に終わりました。

まんべんなくスプレーしました

ブローチを付けます

塗装が十分に乾いたら、アクセサリーを飾りましょう。留めるブローチやバッジは、ウラ面が安全ピンのように針で止められるものがベストです。

針で止められるアクセサリーが好相性

アクセサリーを付けたら、吊り下げて壁に飾れるように、リボンをつけてできあがり。お気に入りのアクセサリーをかわいくディスプレイできたら、おでかけの前に選ぶ時間もワクワクしそうです。

アクセサリーの"見せる収納"のできあがり!

こんな利用法も

違った雰囲気のアイテムにもアレンジできます。今回使った焼き網は、磁石がつく素材でした。そこで、四角い形の方はそのまま手を加えずに、マグネットのコレクションの「見せる収納」にしてみました。

裏面に強力な磁石がついているマグネット小物

ビシッと気持ち良くくっつきました!

完成後、壁に画びょうで留めました。マグネットが増えたら、焼き網を増やしてジャンルわけして楽しむのもいいかも!

マグネットコレクションもたのしく飾ろう

調理道具の売り場に置いてある「焼き網」。それまでの使い方の固定観念をはずしてみたら、全く違う使い方の、新しい暮らしの道具ができました。材料が100円だからこそ、気軽にできるのもいいですよね。楽しいDIYライフ、ぜひ、おためしください。

著者プロフィール: 宇田川一美(うだがわかずみ)
雑貨デザイナー。フリーでメーカーとの商品企画や販促やMD 提案など、雑貨に関する多様な事に関わっています。また、手づくりのワークショップも行っています。
著書に『イラストとクラフトで手づくりライフログノート』(技術評論社) 『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)など。
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