Hitman 2016(グラフ16~18)

Square Enix
https://hitman.com/

こちらは今回新規追加となるものその1である。正式名称は"Hitman 2016"ではなく"Hitman"なのだが、それだと従来のHitmanと区別がつかないからということで、Hitman 2016と表記されるケースが多いようで、筆者もこれに倣っている。

ゲームそのものはSteamで配信されているのでこれを購入。インストール後に起動するとメインメニュー(Photo45)が出てくるので、ここでOptionを選ぶ。するとグラフィック設定画面(Photo46,47)が出てくるので、ここで設定後に"Start Benchmark with current Settings"を選ぶとそのままベンチマークが開始される。

Photo45:このメインメニューが出てくる方式はHitman Absolutionなどと同じ

ちなみに設定だが

  • Graphics API: Direct3D 11/Direct3D 12
  • Display mode:Fullscreen
  • Fullscreen Resolution:1280×720/1600×900/1920×1080/3840×2160
  • V-Sync:Off
  • Super Sampling:1.00
  • Level of Detail:Ultra
  • Anti-Aliasing:FXAA
  • Texture Quality:High
  • TextureFilter:Anisotropic 16x
  • SSAO:On
  • Shadow Maps:Ultra
  • Shadow Resolution:High
  • Overtide Memory Safeguard:No
  • Render Target Reuse(D3D12):Auto

とした(Photo46,47)

Photo46,47:Rendar Target ReuseはD3D12の場合のみ有効になる

ベンチマーク結果はC:\Users\<ユーザー名>\Hitmanの下にテキストファイルとcsvファイルの形で置かれるが、悪いことにファイル名固定で複数回実施すると上書き保存されるので、ベンチマークを1回行うごとに手でファイル名を書き換えて保存する必要がある。

さて結果であるがDirectX 11の場合は1種類だが、DirectX 12の場合はCPU FramerateとGPU Framerateがそれぞれ表示されるので、これを示してみた。まずDirectX 11(グラフ16)の場合で言うと、GTX 1070が最高速なのはいいとして、RX 480はGTX 980とかR9 390と大きく違わないあたりに落ち着き、GTX 970よりも明確に高速である。

ではDirectX 12は、GTX 970は微妙に数字が低下、GTX 980はほぼ同等で、GTX 1070/R9 390/RX 480は(あがり方はまちまちだが)いずれも性能が改善しており、むしろ差が広がるというか、RX 480にとっては有利になる結果が出ているのは興味深い。