カシオの2016春夏・時計新製品発表会、今回のテーマは「進化、そして革新。~時代が求める真の価値を目指して~」だ。これまで各ブランドの注目アイテムを取り上げてきたが、まだ紹介できていないのが、いわゆる「イルクジ」や「EARTH WATCH」などのスペシャルモデルだ。

しかも、話題の新フロッグマンの限定モデルがイルクジにラインナップ! こちらも合わせて報告したい。そのほか、G-SHOCKスタンダードラインの新製品や会場展示物などの写真も一挙大放出!(掲載した写真はすべて、クリックで拡大表示。掲載価格はすべて税別)

カシオ2016年春夏の時計新製品発表会

■「G-SHOCK」編 - ダイバーズウオッチ「FROGMAN」に7年ぶりのニューモデル登場!
■「PRO TREK」編 - 新開発の方位計と大型レトログラード針を導入
■「EDIFICE」「OCEANUS」編 - 挑戦的でもあり正統的な進化でもある新作
■「BABY-G」「SHEEN」編 - 春らしいカラーやフラワーモチーフに目移り

ホワイトとブルーのコントラストが爽やかな25周年記念モデル

イルカとクジラ、自然の素晴らしさを伝える活動に取り組む「アイサーチ・ジャパン」(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)。G-SHOCKとBABY-Gは、その活動を「Love The Sea And The Earth」のテーマのもと、90年代前半から毎年「イルカ・クジラモデル」(通称イルクジ)のリリースを通じてサポートしている。

アイサーチ・ジャパン設立25周年に当たる今年のイルクジは、G-SHOCKから「GWX-8903K-7JR」(ベースモデル「GWX-8900」)、BABAY-Gからは「BGR-3006K-7JR」(ベースモデル「BGR-3000」)がリリースされる。両モデルとも、ホワイトケースにブルーのバンドのコンビネーション。ダイヤルにはスペシャルイヤーを象徴するゴールドパーツがあしらわれ、バンドには25TH ANNIVERSARYの文字をプリント。GWX-8903K-7JRは、前面のボタンにもクジラのシルエットが刻印される。

バンドには「All as One」の文字も。後ろにはたくさんのイルカとクジラが描かれたパッケージが見える

イルクジにはやはりG-LIDEが似合う。ぜひペアで使って欲しい

バックには、Love The Sea And The Earthのテーマを刻印、バックライトはイルカとクジラの顔が浮かぶ特別仕様。設立25周年にちなんで、25頭のイルカ・クジラをデザインしたスペシャルボックスと小冊子が付属する。両機種とも、マルチバンド6対応のタフソーラー電波時計だ。スペックや仕様はベースモデルと同様。価格はGWX-8903K-7JRが2万5,000円、BGR-3006K-7JRが2万2,000円。6月発売。

世界限定1500本! 青/白の新フロッグマン、リミテッドモデル

早くも話題沸騰の新FROGMAN(フロッグマン)がイルクジモデルとして登場! ベースモデルとは大きく趣を変えたホワイトケースにブルーバンドのコンビネーションで、バンドにはクジラのシルエットとLove The Sea And The Earthロゴがプリントされる。

バックの刻印はカエルのイラストではなく、Love The Sea And The Earthのテーマ。バックライトはイルカとクジラの顔が浮かぶ特別仕様。スペシャルボックスと小冊子が付属する。マルチバンド6対応のタフソーラー電波時計で、スペックや仕様はベースモデルと同様だ。価格は13万円、7月発売予定。世界限定1,500本の稀少モデルだ。

話題の新フロッグマンが、早くもイルクジに!

スペシャルボックスをセット

アオアシカツオドリがモチーフのレンジマン

会場でもカラーが好評だったEARTHWATCHレンジマン。オレンジの差し色が効いている

絶滅の危機にある生態系・海洋・生物の多様性・気候変動など、多岐にわたる環境保全、研究を行う「EARTHWATCH」。G-SHOCKとBABY-Gは、90年代前半からEARTHWATCHもサポートし続けている。

今回のモデルは、ガラパゴス諸島に生息するアオアシカツオドリ。その黒、白、水色の3色を人気モデル「GW-9400」レンジマンに配色した。

バックはイルクジ同様、Love The Sea And The Earthのテーマを刻印、バックライトはEARTHWATCHのマークが浮かぶ特別仕様。スペックや仕様はベースモデルと同様。価格は5万1,000円で、6月発売予定。

上下でバンドカラーが異なるのが面白い

写真上部に写っているのがアオアシカツオドリ

以下、展示されていたG-SHOCKスタンダードラインや会場の雰囲気などを画像で一気にご紹介する。なお、今月(2016年3月)、スイスはバーゼルで開催される「BASELWORLD 2016」でのカシオブースについても、例年どおりレポートをお届けする予定だ。乞うご期待!