さて一夜あけ、日曜日は旧都市・バスタキア地区とドバイ・モールへ。旧都市にある3大スーク(市場)が「オールド・スーク」「スパイス・スーク」「ゴールド・スーク」だ。雑貨や靴などのおみやげはオールド・スーク、香辛料はスパイス・スーク、金のアクセサリーならゴールド・スークというように、それぞれに専門店が連なっている。

雑貨や靴などを買えるオールド・スーク

商店街のようになっており、抜けると普通の店もある。パンチの効いた服だ……

客引きがなかなかすごいのだが、意外とそこまでしつこくない。余裕があるのだろうか。

カメラを向けるとこのポーズ

金のアクセサリーはけっこうなお値段がしてなかなか手が出せないのだが、ちょっとした雑貨や服などカラフルで心踊るものが多い。スパイスを見て、何か料理できるかも……と想像を巡らせるのも楽しい。

水上タクシー・アブラに乗って移動

スパイス・スーク。料理ができそうな気になってくる

ゴールド・スーク。スーク内には金相場も掲示

世界一高いタワー、バージュ・カリファ

ドバイに行ったら絶対に訪れたいのが、2016年1月現在で世界一高いタワーBurj Khalifa(バージュ・カリファ)。全高828m、展望台の高さは452m。展望台で言えば、現在世界で3番めの高さだ。事前にインターネットで予約すれば、16時半~18時半のプライムタイムが150 AED(約4,500円)、それ以外の時間が125 AED(約3,750円)、当日チケットを買うと300 AED(約9,000円)。値段が違うので注意したい。入り口はドバイ・モールの中にある。

おなじみ、前田紀至子さん(美)

展望台はなんと野外! しかし、雲ひとつない晴天。ドバイはほとんど雨がふらないので、野外でも問題ないのかもしれない。異国情緒あふれるアラビアンな街並みと、近未来すぎる高層ビル群と、アラビア湾を一緒に見ることができて、ちょっと他にはない景色だ。

空が見えて怖い、と思いきや、気持ちいい

日本のタワーから見る景色とは全く違う

ドバイ・モール

旅の締めくくりはドバイ・モール。1,200店舗が入っているので、公式サイトなどで絶対に下見して行った方がいい。ここではちょっと見ておきたいお店を紹介しよう。

ドバイ・モール(THE DUBAI MALL)

Lower Ground、Ground、First、Secondの4階建て

・見ておいた方がいい施設

まさかの水族館(水槽)

ショッピングモールなのにスケートリンクが!

・ラクダ系のお店

ラクダのおみやげが充実している「Camel Company」

ラクダのミルクを使ったチョコレートブランド「Al Nassma」

ラクダバーガーが食べられる「Switch」

・ドバイを知ることのできるお店

伝統衣装のお店

「VIVEL」「Bateel」などの高級お菓子ブランド

最上階にはなんと大きい紀伊国屋!

ドバイで人気の漫画は?

トイレの他に、お祈りスペースもある

正直、モールだけで数日あっても飽きないだろう。最初はドバイっぽいものを見て、そのあとは世界中のブランドや食べ物を見て、といろいろな視点でぶらぶらできる。

週末に刺激を

月曜日、帰りはまたエミレーツ航空に。ドバイを8時25分に出発し、羽田着は22時45分の予定だ。時間だけ見ると1日がかりだが、時差の関係もあり、実際は9時間ちょっとで着いてしまう。映画を2本見て、少し昼寝したらあっという間に羽田だった。

朝からにぎわっているドバイ国際空港

金曜夜から月曜日、3泊4日の弾丸ドバイ旅。日本ではなかなか接することができないアラブの街並み、近未来の高層ビル、ほとんど心配のない治安の良さに、身なりの美しく、それでいて仕事のできそうな人達。近場で週末旅行ももちろん楽しいが、ドバイでがっつり刺激を受けて、自分自身に手をかける気力を養い、女子力を取り戻した、はず……。

※1 AED=約30円で計算(2015年12月)

※取材協力:エミレーツ航空