【ハウツー】

親と子の「スマホ」に関する5つの約束 - (1)誰かを傷つけることは書かない

高橋暁子  [2015/12/01]

子どもにスマホを渡すときの約束事は?

携帯電話やスマートフォンなど、インターネットに接続できる端末を手にする年齢が早期化していると言われる現代。子どもにこのような機器を渡す際、親として何を伝えたらいいのだろうか。ここでは、守ってもらいたいこと、考えてもらいたいこととして、子どもと交わすべき約束事を5回にわたってお伝えする。第1回の約束事は「誰かを傷つけることは書かない、送らないこと。自分や友だちの個人情報も書いてはいけません」。

そもそも難しい文章上のコミュニケーション

子どもがケータイ・スマホを持ち始めた時から、コミュニケーション上のトラブルはついて回る。最近は小学生くらいから、LINEでのやりとりを巡ってけんかになったり、いじめにつながったりする例が目立つ。ケータイ・スマホでは、主にLINEなどで文章中心のコミュニケーションをすることが多い。しかし、文章でのやりとりはそもそも誤解や誤読を生みやすく、大人でも難しいため、子どもがトラブルになるのは当たり前なのだ。

また、対面でのコミュニケーションは受け手の反応が見えるため、失敗した時には謝罪もしやすい。けれど、文章で送った場合は、受け手の反応がすぐに見えないため、傷つけても気付かず関係性がこじれやすいのだ。

他人を傷つけること、個人情報は書かない

悪口など誰かが傷ついたり、不快に思うような文章を書いたり送ったりしないこと、誰かが傷つく写真や動画なども投稿しないことを子どもと約束しておこう。

また、自分や家族、友だちの個人情報は書いたり送ったりしないことも大切だ。個人情報とは、名前や顔写真、学校名、住所、電話番号など、個人が特定できる情報全般を指す。そのような情報を書いたり送ったりすると、知らない人に知られてしまうなど、周囲に迷惑がかかるので注意が必要だ。

大切なのはメッセージを送る前に見直す習慣

必ず、メッセージを送る前に1度冷静になって文章を読み返す習慣をつけさせよう。誰かを傷つける内容ではないか、誤解を生むようなことはないか、読み返してから送ることでトラブルは減るはずだ。

しかし気をつけていても、文章のコミュニケーションは難しいので、うっかり相手を怒らせてしまうことがある。そのような時は、すぐに直接謝ること。一番いいのは直接顔を合わせて謝ることであり、それができないなら通話で謝るといいだろう。文章だけで謝罪まですべて済まそうとするとさらにこじれかねないので、注意したいポイントだ。

※写真と本文は関係ありません

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